インタビュー

Interview

平和構築に貢献できる満⾜感

平和構築に貢献できる満⾜感

細沼 那緒

Nao Hosonuma

管理スタッフ(総務部契約課) / 2022年中途入社

「安定性」のある企業への転職活動が
核物質管理センターを知ったきっかけ

もともと、航空業界に勤めていたのですが、新型コロナウイルスの影響で業績にかなりのダメージを負いました。次は情勢に左右されない安定性のある職に就きたいと考えて転職活動を行い、その時に核物質管理センターの契約業務に関する求人を見つけました。前職では調達から支払までの業務を約5年務めていたので、今までの経験を活かせると思ったのが応募のきっかけです。また、世界中の経済がコロナ禍で大打撃を受けている中、公益財団法人の安定した給与体系と充実した福利厚生に大変魅力を感じ、応募を決意しました。

組織の運用そのものに関わる行政への予算交渉の業務

最初は「核物質管理センター」というインパクトのある社名に驚きましたが、入社後に、日本の原子力の平和利用を支えている唯一の指定機関だということを知り、現在はこの組織で平和に貢献できることを誇らしく感じています。
入社後は、総務部契約課に配属となりました。契約課は、社内で使用する物品や機器の調達、賃貸借契約等調達業務全般を行っています。最初は、規定やマニュアルを読み込み、契約資料に目を通すことから始め、その後、契約件数の少ない部署の担当を任せてもらい、経験を積みました。2年たった今では、年間で300件以上の契約を締結しています。処理する件数も多いうえ、昨今の値上げによるイレギュラーな変更や突発的に発生するトラブルの処理をする必要もあり、自身のコミュニケーションスキルと前職で培ったタスク管理能力、柔軟性が生かせていると感じています。
また、核物質管理センターは、国からの交付金や委託費で運用している組織であるため、消耗品を1つ購入するにも国への説明責任が伴います。なぜそれが必要なのか、他に代用品はないのかなど、様々な可能性を精査し、行政の調査や会計検査の際、確実に説明ができるように日々努めております。

規律が順守されていてワークライフバランスがとりやすい職場環境

実際に働いてみて感じたのは、規律を順守する人が多いということです。入社して間もないころ、規定の根拠やエビデンスを問われることがあり、戸惑ったことを覚えています。ただ、慣れてくると、決められた規定や規則に沿って判断をするので、人の入れ替わりでルールが曖昧になったり、判断に迷うことも少なく、むしろ業務がやりやすいと感じています。
また、業務に慣れてきたので、残業はほとんど発生せず、ワークライフバランスもとりやすいです。休暇も取得しやすく、繁忙期でなければ長期休暇を取得して海外旅行に行くこともできます。

女性が働きやすい環境

契約課というと法律の知識が必要なのではと思われるかもしれませんが、法律の知識や経験がない人でもマニュアルや規定が整っていますし、親切に教えてくれる先輩方もいるので、入社後に学んでいくことで十分対応ができます。また、残業も少なく、有給休暇を1時間単位で取得できるので、キャリアと家庭を両立したいという女性にもおすすめの職場だと思います。