検査管理室の概要

検査管理業務を担当する検査管理室は平成17年度に設置された部署で、原子炉等規制法に基づく指定保障措置検査等実施機関としてその活動を行う当センターが、六ヶ所再処理施設に関わる本格的な保障措置検査活動の開始に伴い、東海保障措置センター/六ヶ所保障措置センターの2事業所体制下において、両センターと国やIAEA等外部機関との連絡調整を図り、的確、円滑に検査等業務を推進する役割を果たしています。

検査管理室の主な役割

検査管理室は、東海保障措置センター/六ヶ所保障措置センターが実施する保障措置検査、検査時に採取した試料の分析業務において、保障措置検査に係る検査・分析業務における指示書類の受領、スケジュールの調整、保障措置検査結果及び分析結果の取り纏め及び国への報告書の提出等の統括・調整業務を行っています。

一方、上記の保障措置検査・分析を実施するに当たり、各原子力施設における日々の現場状況等を踏まえた保障措置検査方法に係る調整・確認、新たな課題等に対する措置、また、将来の効率化を目指した保障措置検査方法、新技術の導入検討や新規の施設に対する保障措置検査手法の策定等に関して、センター内の取組みについての統括・調整業務を行っております。

更にこれ等を踏まえて国、IAEA、原子力事業者との調整等業務に参画し、我が国の保障措置活動が的確に実施されることを目指しております。

統括・調整業務